代表挨拶

岩村田バスケ祭開催に当たって

商店街は昭和40年代まで、人々の憩いの場であり、情報の発信拠点であり、みなで楽しめる場でした。いわる地域コミュニティの拠点であったわけです。しかしながら、モータリゼーションの進化によって郊外型の町こそ理想であるかのように町の姿が変わり、郊外型のナショナルチェーンの台頭で、それぞれの街の特性は失われ、加えてインターネットを中心としたwebによる商取引の普及によって、買物をする場所も手段も感動も大きく様変わりしてしまいました。

21世紀に入り、いよいよ迎える超高齢化社会を前に、もう一度、自分達の街を見直す必要にせまられています。そして改めて、商店街の役割を再考したとき、一番不足してしまっている要素は「商店街(街)に来る楽しさ、ワクワク感」だと気付きます。「商店街(街)へ行くと何か楽しいことがあるよ!」「今度、商店街(街)へ行って~をやろうね!」「それから、食事をして、買い物をして…」という地域の人々の思いが詰まった場所であるべき商店街、いや「街」が、今や、必ずしもそうなってはいないのです。これからせまり来る少子高齢化時代。平成70年には佐久市の推計で人口は7万人に減少。高齢化率は35%を超えると予想しています。その社会において、かつての中心市街地である商店街の役割は、非常に重要な時代を迎えることになります。つまり、歩いて買い物ができたり、対面販売による会話で盛り上がる、いろんな社会的な課題も商店街を含む「街」で解決する時代を迎えることになると確信しています。

そこで、「お客様に楽しんでいただける街」を構築しなおすため足りないものは?と考えたとき、「若者が楽しむ街」の要素が少なすぎるという課題が浮かび上がってきました。その課題を解決すべく、若者にとって魅力あるイベントとして、ストリートバスケットを大きな柱の一つに加えたいと考え企画しました。今や首都圏では大人気の「ストリートバスケットボール3×3」。オリンピックの正式種目にしようという気運も盛り上がっています。ぜひ、このストリートバスケットを軸に若者から年配の方まで楽しんでいただけるイベントに育て上げたいと思います。信州ブレイブウォリアーズの全面的な協力も頂き、小中学生のためのバスケット教室も開講。地元佐久バスケット協会の協力を仰ぎ、佐久市さまや佐久市教委員会の後援もいただいております。
当日は、商店街の各お店も工夫を凝らしてお店を出します。家族おそろいで、お出かけ下さい。そして、商店街ならではの、楽しいスポーツの一日をお過ごし下さい。

  岩村田連合商店会 会長 阿部眞一